秋田北報社

2020年10月28日付記事

地域住民から落胆の声

北都銀行扇田、大館東両支店
 
大館支店に移転統合へ

 北都銀行(伊藤新取締役頭取)は、大館市の2つの支店を移転統合するため準備を進めている。ブランチ・イン・ブランチ方式と呼ばれ、1つの店舗内に複数の支店を同居させて営業するもので、大館地区の営業強化を図るのがねらい。

 移転統合するのは、大館市東台の大館東支店が来年1月18日から、比内町扇田の扇田支店が同月25日から、ともに市内大町の大館支店内に移転統合する。うち扇田支店では顧客に対し、支店統合を告げるダイレクトメールを郵送するとともに、支店居住地の扇田地区商店街などにチラシを配布した。

 顧客の間からは「扇田支店が新しい建物になってからまだ日が浅く、まさか閉めるとは思わなかった」、「みちのく銀行比内支店が一昨年、同じように移転統合したばかり。地域住民の利便を無視した統合と言わざるを得ず、中心部の衰退に拍車がかかる」などの声があがっており、降って沸いた移転統合が地域振興も暗い影を落とすのではと危惧されている。

 扇田支店は昭和12年5月に開設。老朽化に伴い平成20年10月、旧店舗向かいに移築したはがりだった。支店統合に伴い、顧客の口座は支店名、口座番号などに変更はなく、公共料金の振替や年金、給与の受け取りについても新規手続きの必要はない。また、ATМは現店舗を継続使用するか、近隣に店舗外ATМを開設する予定にしている。

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