秋田北報社

2020年5月22日付記事

100歳おめでとう

扇田の日景チタさん
 
福原市長、顕彰状手渡す
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福原市長から顕彰状を手渡される日景チタさん

 大館市では本年度第1号となる100歳長寿顕彰状授与式が22日、比内町扇田の日景チタさん(大正9419日生まれ)方で開かれた。福原淳嗣市長が訪れ、チタさんに「みんなに愛され、毎日を穏やかに元気に過ごされているのも人柄の良さだと思います」など祝福、チタさんは「ありがとう」と笑顔で感謝を表した。

 市内長倉町出身のチタさんは、女学校を卒業後、花岡鉱山に勤務。昭和19年に和(かのう)さんと結婚し、子ども3人に恵まれた。家事や育児をこなしながら呉服店の仕立て業務を請け負う一方、和さんの「兄弟会」による毎年恒例の温泉一泊旅行を保養の糧にしていた。

 地域の福祉活動にも積極的に参加し、民生委員を同46年から平成10年までつとめ、婦人会や老人クラブ活動にも率先して参加。平成24年に和さんが他界され、現在は二男の隆さん夫婦と13歳の柴犬「ひめ」との31匹家族。

 隆さんによると、温厚で忍耐強く、物静かな性格。三つ指をついて夫を送迎する仕草は来客の際に時おり見られ、「カラダに染みついているようです」と隆さん。

 耳が少し不自由なほかは健康状態は極めてよく、血圧の薬を処方しているだけ。通院や福祉の利用はしておらず、「家具などに手足をぶつけてもケロっとしています」と頑強。肉類や果実が大好きで、暴飲暴食を避けた食生活と、時間に流されず、自分流に日々を快活に過ごすことが長寿の秘訣という。

 チタさんに対する顕彰状授与式は当初、430日に予定されていたが、新型コロナの感染防止のため無期限延期に。緊急事態宣言の解除を受けてこの日に決まった。

 自宅を訪れた福原市長は、笑顔で迎えたチタさんに「みんなに愛され、毎日を穏やかに元気に過ごされているのも人柄の良さだと思います」と祝福すると、チタさんは「ありがとう」と感謝を表した。顕彰状、20万円相当の商品券、花束をチタさんに贈った市長は家族らとも懇談し、「チタさんがこうして元気で過ごせるのも家族があってこそです」と述べ、チタさんに「また会いに来ますので元気でいて下さい」と激励した。同市の本年度100歳予定者は22日現在46人で、チタさんが本年度第1号の顕彰状受章者。

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