秋田北報社

以前の新聞記事(2020年5月18日付)

すくすく育て

東館小の3年生ら
 
大館とんぶりの種まき作業
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大館とんぶりの種まき作業に精を出す東館小の3年生

 特産物の体験活動に取り組んでいる市立東館小学校で18日、大館とんぶりの種まき作業が校地内の学校畑で行われた。地元住民らを指導者に迎え、3年生12人が作業を通じて郷土愛を育んだ。

 「畑のキャビア」と呼ばれる大館とんぶりは昨年、マルチタレントのふかわりょうさんが「とんぶりの唄」を作詞作曲し、CDリリースしたのがきっかけで、JAあきた北大館とんぶり生産組合(羽賀一雄組合長)がふかわさんをとんぶり応援大使に任命。同校にも昨秋、ふかわさんが訪校して交流活動を実施しており、児童たちがとんぶりレシピを考案するなど、大館とんぶりに対する関心が深まりをみせている

 体験活動は平成26年からふるさとキャリア教育の一環として始まり、今年で7年目。この間、種まき、苗の移植、収穫、販売などに至るまで3年生に活動が継承。開始当時から同生産組合副組合長の本間均さん(67)を指導者に迎えている。同校によると、種はこれまで、ほとんどを本間さんが育てた種を使用していたが、今年は種の大半を児童らが育てたものを使用した。

 校舎手前に開設する学校畑でこの日行われた種まき作業では、はじめに本間さんが苗の植え方を口頭説明。このあと3年生全員が生育に願いを込めながら均等に種を散布、土をかぶせて作業が終了した。また、本間さんが児童全員に、JAあきた北が作成した大館とんぶりの小冊子を贈呈。「育て方も書いてあるので、これを読んで勉強に役立ててください」と本間さんが期待を寄せた。

 順調に生育すると苗は約1カ月後、独鈷の大日神社に近い「東館小とんぶり農園」に児童たちが移植し、生育状況の観察を行うなどして収穫に備える計画。

 児童たちが収穫したとんぶりは、大館きりたんぽまつりのキッズマートや学習発表会で販売され、その売り上げを祖父母との交流会で使用する食材購入費に充てることにしている。

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