秋田北報社

以前の新聞記事(2020年5月8日付)

のびのび健脚競う

比内中で体力パワーアップデー
 
大運動会を大幅縮小
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本部席前で高らかに右手を挙げて行進する生徒ら

 新型コロナウイルスによる2度目の臨時休校が解除された翌8日、大館市立比内中学校では大運動会に代わる「体力パワーアップデー」が行われた。保護者らに参観自粛を呼びかけ、種目も大幅に縮小したミニ運動会。長期在宅のストレスを発散させようと、生徒たちはフィールドでのびのびと健脚を競った。

 同校では1度目の臨時休校の際、今年の大運動会を中止にし、種目を大幅に変更したり縮小するなどしたミニ運動会形式での実施を決定。「君ならできる 可能性は無限大」をテーマに、名称を体力パワーアップデーとし、全体の予行練習は前日の午後に行った。

 微風快晴のもと、生徒186人による入場行進から開幕。例年であれば保護者らが大挙して詰めかけ、生徒たちに温かい拍手に送る光景も今回は参観自粛を呼びかけたため、保護者らの参観はなし。それでも生徒たちは、例年の大運動会と同じように本部席前で右手を高々と上げ、堂々の行進を披露して開幕に花を添えた。

 開会式の激励の言葉で木村伸校長は、「コロナでいろんな制約を受けて気持ちの面でも滅入っている生徒もいたと思う。今年は大運動会形式ができなかったが、発想の転換をして体力アップデーに設定した。この行事を通じて協力し合い、自分を表現し、元気を出してみんなで頑張ろう」と呼びかけた。

 選手宣誓に立った生徒会長の根市旭君は「世界中の新型コロナに脅えている人たちに、今こそ比内中から元気を発信していきましょう」などと応援のエールを送り、生徒たちの結束をアピールした。

 種目は各学年の男女100b走をはじめ、全校生徒が50bずつ走る全員リレー、それに同校が体力づくりに取り組んでいる長縄跳びなど13種目で、28種目の前年に比べ規模を大幅に縮小。最初の100b走では、他の学年から「頑張れー」の熱い声援が飛び交うなど盛り上がりを見せ、無観客ながら生徒たちはのびのびと健脚を競った。

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